今回ご紹介するお店は、阿賀野市の「中華そば 蘭」です。
安田インター近くの新店
こちらのお店は、安田インター近くの49号線沿い、ひらせいホームセンター安田店と同敷地内に2021年7月にオープンとなりました。
提供しているのは「鶏と煮干しの中華そば」「のどぐろの中華そば」の2種とサイドメニューのみというシンプルな構成です。
今回はその2杯をご紹介していきたいと思います。
鶏と煮干しの中華そば
まずはこちらの一杯です。
鶏と煮干しの中華そば
チャーシュー、ネギ、カマボコ、メンマがトッピングされています。
スープ
あっさり醤油味のスープです。
動物系(鶏)と魚介系(煮干し)、そして醤油の風味が絶妙に調和しています。
醤油ダレの風味が目立っており、各種素材の出汁感が旨味に深みを与えているという印象です。
しっかりとしたベースのあるスープが濃い醤油感のカドを取り、丸みのある味わいにしている様に思えます。
麺
つるつるモッチリ食感で縮れた中細麺です。
こうした質感の麺は濃い醤油風味のスープと良く合いますね。
のどぐろの中華そば
続いての一杯はこちら
のどぐろの中華そば
こちらもトッピングは鶏煮干と同様です。
価格もこちらの方が上で、かつ、チャーシューが一枚となっているのは、やはりこちらの方がスープに原価がかかっているという事でしょうか。
スープ
見た目では醤油色がより強く出ている様に見えますが、出汁の中での醤油感の際立ち方は同じ位な印象でした。
濃い醤油感が前に出つつも、深みある素材の味をしっかりと感じさせてくれました。
麺はこちらも中細麺です。
「鶏と煮干し」「のどぐろ」といった大きく異なる素材を用いている2杯ですが、深みある醤油感の中に魚介を感じさせているという点でかなり似た仕上がりになっているという印象でした。
「のどぐろ」というラーメンとしては比較的珍しい素材を用いつつも、そこを前面に出す事なく、トータルバランスの良さや美味しさが重視された一杯かなと思われます。
サイドメニュー「チャーシュー丼」
こちらのお店では、サイドメニューとして数品のご飯物を提供しています。
今回はこちらの一杯です。
チャーシュー丼(250円)
ご飯に刻みチャーシュー、ネギがのっています。
しっかりとした味がついており単体でも楽しめますが、深みある醤油風味のスープとの相性が良いので、交互に食べたり、または、ある程度食べた後にスープをかけてみるといった楽しみ方も良いでしょう。
まとめ
阿賀野市、安田インター近くにオープンした「中華そば 蘭」をご紹介しました。
「鶏と煮干しの中華そば」と「のどぐろの中華そば」は、深みある醤油風味の中に魚介を感じさせる2品でした。
機会があれば是非お試し下さい。
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