今回のお店は、新潟市西区の「中華そば 西巻流」です。
鯛あたりの店主が亀貝インターに新店
こちらのお店は、亀貝インター近くにあった満月亀貝店の跡地に2021年2月にオープンとなりました。
新潟市東区で営業していた鯛あたりの店主が、店名と場所、そして、全く新しいコンセプトでスタートした新店です。
鯛あたり時代も個性的なメニューを提供していましたが、こちらのお店でもこだわりの各種メニューを取り揃えています。
今回はその各種メニューの中から3品をご紹介したいと思います。
煮干しがガツン!
まずはこちらの一杯をご紹介致します。
煮干し醤油らーめん
スープ
タイトル通りに煮干しがガツンと効いたスープです!
濃い醤油味に負けない苦味を感じさせる程の強烈な煮干しの出汁感がインパクト満点ですね。
粉末にした煮干しも使用しているのか、スープには煮干し粉の様なものが漂っていました。
それらが強烈な煮干し感を演出しているのかもしれませんね。
あっさりに仕上げながらも、ニボ感と醤油感の迫力満点なコラボを楽しめるスープです。
また、上には煮干し粉をペースト状にした様なものがのっており、それをスープに混ぜる事で更なる変化も楽しめます。
麺
パツリとした食感の細麺です。
こうした食感の麺は煮干し系のスープに最高に良く合いますね!
関東などでは、濃厚系、あっさり系で強烈な煮干しを効かせたラーメンが人気ですが、こちらの一杯はそうした主流のスタイルともまた違い、独特なバランスでオリジナリティ溢れるニボ系となっていました。
あっさり中華そば
続いての一杯はこちら
中華そば
スープ
あっさり醤油味のスープは、出汁感としっかりとした旨味が印象的でした。
麺
煮干し醤油と同様の麺でしょうか。
あっさりスープと良く合いますね。
シンプルなスタイルの中華そばは、昔ながらな雰囲気と洗練された完成度を併せ持つネオレトロな一杯でした。
辛し味噌で味の変化を楽しめる一杯
最後の一杯はこちら
辛味噌らーめん
見るからに味がイメージ出来るルックスですね。
スープ
比較的あっさりに仕上がったスープは、味噌の風味と旨味、動物系の旨味などが合わさっています。
ほのかな甘み、辛味噌によるものか、ピリ辛感も感じさせます。
上にのった辛味噌を溶かす事で、お好みのタイミングで辛味をプラスし変化を楽しむ事も出来ます。
上にかけられた青海苔が良いアクセントとなりますね。
麺
前述の2杯とは違い、太めな中太麺を使用しています。
辛味噌スープには、こうしたツルモチ多加水で太めなタイプが良く合いますね。
スタイルとしては、新潟市に多いタイプの辛し味噌ラーメンで、山形県の名店を彷彿とさせる一杯でした。
まとめ
新潟市西区、亀貝インター近くにオープンした「中華そば 西巻流」をご紹介しました。
多彩なメニューを提供しており、それぞれが、個性的かつ高いクオリティに仕上がった一杯でした。
特に煮干し醤油らーめんは、煮干しラーメン好きな方にお勧めしたい一杯です。
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