新潟県民的ラーメンプロジェクト試食会 今回のテーマは塩ラーメン

情報誌「Komachi」が主催する「新潟県民的ラーメンプロジェクト」

第3回の「新潟塩ラーメン総選挙」で選ばれた一杯の試食会が開催されました。

スポンサーリンク

新潟県民的ラーメンプロジェクトとは?

新潟県民とともに、「県民が好きなラーメンを作ってしまおう」という企画で、3つの試作品から多くの人の評価で選ばれた一杯を更に改良し、より美味しい一杯を作ろうという試みとのこと。

第3回にあたる今回のテーマは「塩ラーメン」です。

今回は3品の中から選ばれた一品の試食会に参加してきました。

貝出汁薫るあっさり塩

今回提供された一品はこちら

鶏とアサリのコクまろ塩らーめん

あっさり塩味のスープは強いアサリの出汁感が漂います。

鶏とアサリを使ったというスープは各種素材の旨味がたっぷりです。

動物系と貝出汁の2種を用いる場合、それぞれを別取りし合わせるWスープを取るケースも多いですが、こちらは鶏出汁でアサリを煮込んで取ったスープとのこと。
素材の味をより抽出するのであれば、それぞれ別取りし水から取った方が効率的ですが、合わせる分、貝出汁は薄まる形となります。
鶏出汁で煮込む事で、動物系・貝それぞれの味が詰まったスープを作る事が出来ます。

あっさりながらも強い旨味が印象的な一杯でした。

改良的は?

普段であれば、ここで食レポは終わるのですが、今回は「更なる改良版を作る」をという事で、こちらの一杯の改善点についてアンケートに回答させて頂きました。

ラーメン店でこちらの一杯が限定メニューとして出てきたのであれば、「テーマを強く出せている一杯」と評価したと思いますが、「県民が選ぶラーメン」というテーマにしては一点突破な形でバランスが崩れており、好きな人はいそうなものの評価が分かれる一杯かなと感じました。

特に、貝出汁が強く出ているところにタレの旨味も強く、また、「塩ラーメン」という事で、そうした部分が覆われる事なく、尖った味になっている点が大きなマイナスポイントだと感じました。
これが醤油ラーメンであれば、醤油の風味や旨味がうまくまとめてくれていた事でしょう。

また、上にはほうれん草がのっており、その苦味が洗練された塩スープの中でかなり目立ちます。

今回の一杯は、改良前という事で、そうした部分が実際の提供時にどの様になっているのか、という点に興味が湧きますね。

当サイト管理人以外にも数名の方が試食しており、それぞれが改善点についてアンケートにて回答していました。

その試食会の模様は、現在発売中のKomachiに掲載されています。

今回の試作品、また、完成品に向けての試行錯誤等について掲載されています。

興味のある方はぜひ読んでみて下さい。

まとめ

情報誌「Komachi」が企画する「新潟県民的ラーメンプロジェクト」

第3回目のテーマは塩ラーメンです。

今回は発表前の試食会で食べた試作品についてレポートさせて頂きました。

発表が楽しみですね。

コメント