新潟駅前の麺五郎跡地
今回ピックアップしたお店は、新潟市中央区の「ウズマキラーメン 新潟本店」です。
こちらのお店は、2024年9月に新潟駅前の麺五郎の跡地にオープンとなりました。
新潟駅前という場所柄もあり、昼営業だけでなく、夜営業では夜遅くまで営業しています。
メニューは看板メニューのウズマキラーメンとそのトッピング増量版、また、親子丼といったシンプルな構成です。
今回はその看板メニューの一杯をご紹介したいと思います。
泡立つ濃厚鶏白湯スープ
今回注文したのはこちらの一杯です。
ウズマキラーメン
真っ白なスープに真っ赤な粉唐辛子が映えますね。
スープ
スープ表面は泡立ててあり、真っ白な見た目となっています。
真っ白な見た目から、塩系のスープをイメージしますが、白いのは上の泡だけで、下にあるスープは比較的濃い醤油色がついています。
説明によると醤油ダレには、関ケ原たまりが使用されているとの事です。
鶏の豊潤なコクに加えタレの旨味もしっかりとしています。
濃厚かつ旨味たっぷりでどこか甘みを感じさせる様なコク深い仕上がりでした。
泡立たせていることでクリーミーな舌触りも楽しめました。
生姜風味のジンジャー麺
濃厚な鶏白湯スープに合わせているのはこちらの麺です。
スープに生姜風味がそこまでないのに麺すすると口の中に生姜の風味が広がります。
説明書きによると、生姜の風味が練り込まれたジンジャー麺が使用されているとの事です。
仮に鶏白湯スープ強い生姜風味を効かせた場合、鶏のコク深さとぶつかる可能性がありますが、スープ自体は鶏とタレの味やクリーミー感を前に出しつつ、麺をすすった時だけ生姜風味がくるというのはなかなか良いバランスだと感じました。
食感については、見た目シンプルなモッチリ多加水太麺に見えますが、弾力感はそこそこに噛み切る際の食感が特徴的な麺でした。
具材について
具材としては、鶏チャーシュー、豚チャーシュー、太メンマ、紅生姜、刻み玉ねぎ、ネギがのっていました。
鶏チャーシューはもも肉が使われています。
こうしたスタイルの場合、しっとりとした胸肉が使われるケースが多いですが、もも肉という事で肉の旨味と弾力感が際立っていました。
また、スープの素材が鶏ガラ、モミジ、丸鶏、モモ肉、鶏油と書いてあり、出汁を取るのにも使用しているのかもしれませんね。
モモ肉は胸肉に比べ出汁素材としてはより鶏の旨味が強く取れるので贅沢にスープに使用しているのでしょう。
といっても出汁ガラという感じはなく、肉の旨味はかなり残っていました。
常備調味料
客席には3種の調味料が常備されていました。
ブラックペッパー、唐辛子、ニンニクオイルが置いてあります。
ブラックペッパーはもちろんの事、泡立つクリーミーなスープには唐辛子が良く合います。
そして、ガーリック風味のニンニクオイルは濃厚鶏白湯に絶妙なアクセントを与えてくれます。
まとめ
新潟市中央区、新潟駅前にオープンした「ウズマキラーメン」をご紹介しました。
看板メニューの「ウズマキラーメン」は、濃厚で鶏の旨味たっぷりな鶏白湯スープで、泡立たせる事でクリーミーな舌触りも楽しめます。
ジンジャー麺が使われており、麺をすするごとに口の中に生姜風味と鶏の濃厚なコクを楽しめる一杯でした。
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